Track 4

第8話 癒しの泉より

[部屋のお風呂、同じ湯舟でくつろぐふたり。主人公の膝の上に後ろ向きで乗ってる] ふぅ……ん………… いいな。うちの風呂よりずっと大きい…… こうやって湯船の中でも、お前に身体を預けられる……幸せなことじゃないか……ふふ。 (後ろから抱きしめられる少女) ん……んふふ……暖かいな…… ただ抱きしめられてるだけなのに……こんなに幸せ…… お前の鼓動を背中に感じる……愛おしいな……本当に…… (抱きしめた手で少女のお腹をぎゅっと押す主人公(結構気持ちいい)) お前……ぁっ……お腹……そんなふうに押すなよ…… まだ……さっきの余韻が……んぅ…………んっ……んぁ…… そんな悪戯っ……するなら……先に上がらせてもらうぞ…… (主「それはやだな」) まったく……だったらおとなしくしてろよ…… ん……ふぅ…… お前がいつも、お腹触ったり、奥まで愛してくれるから…… こう……奥の方をぐってされるとな? それだけで気持ちよくなってしまうんだよ。 ……なんだか変な身体にされてしまってる気がする…… 「開発されてる」っていうんだろうか……これは。 お前と一緒になる前は、こんなことが気持ちいいなんて思ったことなかったし、絶対そうだ…… 耳だって、口だって……お前好みに改造されてしまってるんだ…… ん……別に、好きになってもらえるならなんでもいいんだが…… あまりされてしまうと、どこかで日常生活に支障が出てくるやもしれんよな。 やめろとは言わないが……場所と程度には注意してくれよ?ふふ…… …………仕事、今日一日だけだったんだろ? (主「今日はどうだった?」) ああ、言ってたからな。明日行く所、色々見てきたんだ。 あとで、寝る前にでも、作戦会議をしような。 私は、お前に首輪を付けてもらって、リードを引いて貰って…… お前に引っ張ってもらって、初めて色んな所に行けるんだよ。 一人じゃ……寂しいし、怖いからな。 お前に色んな所に連れてってもらって、いろんなものを見せてもらって、その感動をお前と分かち合って…… ふふ……なんて幸せな人生なんだ。 やっぱり、どんなに面白いものを見つけても、それを一緒に味わえる存在がいないとな。 今日、それなりに色々見てくる中で、ずっと思っていたよ。 (主人公の方に振り向き、目でキスを要求する少女) ん……んむ……ちゅ、ちゅる…… ん……ふふ。お前にキスされると一瞬で愛が溢れてしまうな。 さっきあんなにしたのに……不思議なものだよ。 (主「かわいいね」) ……ああ、そうだ。私はとおにお前に屈服させられているんだ。 何をするにも考えるにも、まずお前が思い浮かぶ。 細胞の一つ、遺伝子の一つにまでお前が刻まれているんだよ。 これが邪悪な魔王の呪いなら、とっくに暗黒に落ちていただろうな。 だが、愛する人からの、お前からのものなら、私はいくらだって受け入れるぞ。 ああ、もっと刻んでくれ。ただ、今は優しく……な? ん……ちゅ……ちゅ……んむ……