Track 3

3-H.『フェラチオ。あなたの目的は分かっています……』

 ……少し、よろしいですか。  ……。  そろそろ、話していただけませんか。  あなたは、どうして、私に色々してくれるのですか。  なんで、他の人間みたいに、酷いことをしないんですか。  だって私は……あなたたち人間の嫌いな、ダークエルフなのに……  ……怪しい人に、慣れてるから?  それだけ、ですか? そんなわけ、ないでしょう。  ベッドも、食事も、無料じゃありません。何かの下心なしで、できるわけがありません。  ……ふぅ。  もう、いいです。何も、言わなくてもいいです。  あなたも一応、男でしょう。それに……私は、ダークエルフです。  私の……女としての“市場(しじょう)価値”は、理解しているつもりです。頭に“ダーク”とつくエルフであっても、その価値は、あまり変わらないはずです。むしろ、“そういうことをさせる奴隷”として珍しいから、逆に価値が高い……という話も聞いたことがあります。  そんなダークエルフを匿って、要求することといえば……さすがに、私にも想像がつきます。  経験があるわけではありませんが……過去に、何度も目にしましたから。  失礼、します。  何をしているんですか。暴れないでください。やりづらくなるでしょう。  ……私だって、別に、好きでやっているわけじゃ、ないです。  でも、夜、寝ているときに……あなたに強引に襲われるよりは、遥かにマシです。自分の意志でやったほうが、まだ、諦めがつきます。  それに……私だって、パンとベッドを失うのは、嫌ですから。  じっとしてください。脱がせないでしょう。  ん……  ぁ……。  これが、男の……。  こんな形を、しているのですね……。  確か……“おちんちん”、と言うんですよね。  ここから……また、大きくなるのでしたね。今はまだ、ちっちゃくなっている状態、と。  では、大きくしないと……  ん……  ん……ちゅう……ちゅう……ちゅう、ちゅう……れろ、れろ……んちゅう……んちゅう……ちゅっ、ちゅっ、ちゅぅ……ちゅぅ、ちゅぅ……ちゅっ、ちゅっ、ちゅぅ……。  ぷはぁ……。  ……変な味、です。  よく、こんなのを、ペロペロ舐められるものです……。  ……え? 違うのですか? ここの、おちんちんを舐めると……男は喜ぶのでしょう。  違うのですか? ……違わないでしょう?  私、それくらいは、分かっています。  続けます。あなたは、余計なこと、言わないでください。  んちゅう……ちゅう、れろ、れろ、んちゅう……ちゅう、ちゅう、れろ、ちゅう、ちゅう、れろ……れろ……れろ……んちゅる……んちゅるっ、ちゅぅ……ちゅっ、ちゅる、ちゅる、ちゅる……ちゅっ、ちゅっ、ちゅぅ……。  ふ、ぅ……。  ん、ぁ……。むくむくと、大きくなってきました……。  こんな風に、なるのですね。まだ、大きく、なっています……。  ……この状態のままペロペロすれば……何か、液体が、おちんちんから出てくるのですよね。  では……  ん……ちゅるっ、ちゅううう……んちゅぅ、んちゅぅ、んちゅぅ、んちゅぅ……ちゅっ、ちゅっ、ちゅるるる……んちゅっ、んちゅっ、んちゅっ、れろ、れろ、れろ……ちゅるっ、ちゅぅ……ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ……ちゅっ。  ふぅ……。  ……おちんちんから、また別の変な味がしてきました。  先っぽが、透明に光っています。  これが、気持ちいいときに出るもの、でしょうか。……違う?  ……先走り? なるほど。おちんちんからは、色々出てくるのですね。  だけど、少しは気持ちよくなっている、ということですよね。  では、このまま続けます……  ん……ちゅぅ、ちゅう……ちゅっ、ちゅるるる……んちゅっ、んちゅっ、んちゅっ、ちゅっ、ちゅぷぷぷ……ちゅるるっ、ちゅるるっ。  ん……ちゅぅ……ちゅっ、ちゅぅう……ちゅっ、ちゅっ、ちゅぅ……ちゅっ、ちゅぅ、ちゅぅ、ちゅぅ、んちゅう……んちゅっ、んちゅっ、んちゅるるる……ちゅぅ、ちゅぅ、ちゅぅ……。  ふぅ……。  ん、ふぅ……。なかなか、顎が疲れます……。  男は、女にこんなことをさせて喜んでいるのですね。なんとも、自分勝手なものです……。  早く、おちんちん気持ちよくなって、液体を出してください……  あむ……んちゅう……ちゅぅ、ちゅぅ、んちゅぅ……んちゅぅ、ちゅぅう、ちゅう、ちゅるるる……んちゅう、んちゅう……ちゅっ、ちゅうう……んちゅるるる、ちゅぅう、ちゅるる、ちゅう、ちゅぅう……んちゅう、んちゅぅ、ちゅ、ちゅう、ちゅう、ちゅう、ちゅぅう……んちゅう、んちゅぅう……ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅぅう……ちゅぅ、ちゅう、ちゅう……。  ん……おちんちん、ぷっくり膨らんできたような気が、します……。  それに、おちんちんの下の、ここ……袋の部分も、だんだん、持ち上がってきたような……。  気持ちいい、ということ、ですよね……。  やっぱり、男なんて、変態ばっかりです。  ん……ちゅっ、ちゅぅ……んちゅぅ、んちゅぅ、んちゅぅ……ちゅっ、ちゅっ、ちゅぅう……ちゅるる、んちゅう、んちゅう、ちゅるるっ、ちゅるるっ、ちゅっ、ちゅるるる、ちゅぅ、ちゅぅ、ちゅぅ、ちゅぅ、ちゅぅ、ちゅぅ……。  ぁ……あなたの息、荒い……。おちんちん、ぶるっと、震えて……。  おちんちんから、何かを、出すのですね……  はい……いいから、さっさと出してしまってください……。  ん……ちゅぅ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、んちゅっ、んじゅっ、んじゅっ、んじゅっ、んじゅっ、じゅるるっ、じゅるっ、じゅるっ、じゅるっ、じゅっ、じゅっ、じゅっ、じゅっ、じゅっ、じゅっ、じゅっ、じゅぅ、じゅぅ、じゅるるっ、じゅるるる……っ。  ん……んんんんんんんんんんんん……っっっ!!  ん……っ、ん……っ、ん、ん、ん……っ!  ぷ……はぁあっ。  う……うぇええ……。  ひどい、味、です……。  苦くて……どろどろして……匂いも、酷くて……  最悪の、気分、です……。  男は、こんなものを、出すのですね……  しかも、この液体は……聞いたところによると、子種、なのですよね……?  これで、子どもを作るのですね……  信じられません……。こんな、ドロドロしたもので、子どもができるなんて……。  本当に……最低、です……。  はぁ……。ふぅ……。  はぁ……。  ……でも。  あなたは、これがしたかったんでしょう。  家に転がり込んできたダークエルフに……こんなことをさせて。さぞかし、ご満足いただけたことでしょう。  だから……  ……私のことを、もう少しだけ、放り出さないでください。  こんなことだったら……たまになら、しますから。  お願い、します……  ……え? “そんなつもりじゃない”……とは。  嘘を、つかないでください。では、一体、どういうつもりなのですか。  ……怪我が治ったら、私に、して欲しいことがあった?  だからそれは……さっきしたような、いやらしい行為のことでは。  ……違うの……です、か?  う、うそ……  本当……に?  ……あ、ぁ、あ……  ぁ、ああ、ぁ……。  ……さ、先に、言って、くだしゃい……。