Track 2

11話目 食後のおたのしみ

[食後、部屋に戻ってチェックアウトの準備を済ませ、食後のキスに興じるふたり] (昨日のよりは全然ゆるいキス。普段の愛し合う時の感じ・1分程度) んむ、れる……りゅる、ちゅぷ、んむ…… ぷはぁ……はぁ……んふ…… 全く……誘ったのは私だが、ベッドに押し倒されてこんなに強引に食べさせられるとはな…… (息を荒げながら、自分の口元を拭う少女) んむ……この部屋ではなぜか、いつもよりも大胆になってしまうみたいだな…… しかし、こんなにいっぱい食べさせて、私を太らせて食おうといった魂胆か? ま、この食事はゼロカロリーどころか、マイナスカロリーといったところなんだろうがな。 知ってるか?キスはそれなりにいい運動になるらしいんだ。 私があまり外に出ないのにそこまで体重が変わらないの、もしかしたらこういうのが原因なのかもしれないな。 お前に愛されて、愛されるたびにカロリーを消費してるから…… 運動は面倒だし、そんな暇があったらゲームしてたいって思うんだが、これなら別だ。 好きで、幸せで、それに加えて運動にもなって…… (独り言っぽく) そっか……そうだよな。うん。 確かに、運動になってるからこそのこの体の痛みか……たくさん歩いた後に足が痛くなるのと同じようなことだな。 ふふ……全くお前は…… (/独り言っぽく) (主「どうかしたの?」) ん?ああ、いや、独り言だよ。(恥ずかしいし)気にしないでくれ。 それよりも、そろそろいい時間じゃないか? 荷物を送ったし、準備はもういいよな。 じゃあ、そろそろ出かけようか。 ふふ……お前とデート、本当に心踊るようだよ。