Track 2

第2話 共同戦線

[いつもの体制(膝の上に抱えられる形の少女)でゲーム)をやってるふたり] あ、お前。陣地後方に塗り残しがあるぞ! 残り時間もわずかだし、今のうちに塗っておいてくれ。 よし……よしよし……撃破……タイムアップ! ん~~~……(結果の表示を待ってる) (勝ちの表示) よし! むふふ……また勝った……! やはりお前と組んでいると負けなしだな。 先程の動きも、完璧だったぞ。 まあ、普通ならどこの誰とも知らない相手と一緒にやるゲームを、ここ二人は意思疎通をしながらやってるんだし、ある程度有利になるのは当然だがな。 この体勢だとお前の画面も一緒に見れるし、どう立ち回ればいいのかわかりやすくて良い。 んふぅ……だが、ちょっと休憩だな。少し目が疲れてきた気がする…… それにしても……一緒に戦えるのは本当に楽しいよな。 前作と違ってゲーム機さえあれば画面もセットだし、さながら携帯ゲーム機のようにプレイできて、思ったよりも使い勝手がいい。 まあ、手に入れるのはなかなかに大変だったが…… ネット注文で買えたこれと、私が朝から近所のモールに並んで勝ち取ったお前のそれと。 やはり、ニート生活だと時間に融通が効くから、こういうときに強いよな……ふふふ。 そのぶんお前に出費を強いてしまったが、許してくれて嬉しかったよ。 お前も、一緒にしようって言ってくれてたもんな。本当に、手に入れられてよかったよ。 しかし、世の中本当に便利になっていくよな。 少し前だと携帯機イコール簡単に遊べる代わりにボリューム少な目で画質やエフェクトも控えめ、と言った感じだったが、 これはほとんど据え置き機で遊んでるのと変わらない…… というか、テレビに写せば完全に据え置き機だもんな。 いやはや、他のことで考えるとあまり文明の進歩というものは見えにくい気がするが、ゲームについてはまだまだ私たちの夢を叶えてくれそうだな。 ……そういえばお前、お腹空いてるのか? お腹、さっきグーって鳴ってたぞ。背中に響くからよくわかる。 今日は昼過ぎに起きてから、一日中ゲームしてたな。 これ、面白いんだが、なかなかやめ時が見つからないのが悪いとこだ…… 実は、さっきのマッチの途中に年、跨いでたんだぞ。気づいてたか? (主「そうなんだ。あけましておめでとう」) ん……明けましておめでとう、だな。 (主「今年もよろしくね」) ああ、今年もよろしく。 幸せな一年にしような。うん…… (少女の後頭部に顔を埋め、匂いを嗅ぐ主人公) んふっ……んぅ……年明け早々……ぁぅ……くすぐったい…… ん……んぁ……っふ……んぅ……v ん……ぁ……いつまで頭の匂い、嗅いでるんだよ……ん……っふ…… (徐々に位置を下げうなじのあたりに鼻をつける) ぁ……うなじ……んっ……んっv……んふっ……はぅ……っv ちょっ……お前……ぁ……ん……っ……んもう……! (これ以上後頭部をいじられまいと主人公の方を向く少女) は……ふぅ……ん……後ろからするなよ……お前の顔、見ながらじゃないと怖いって、言ってるだろ……? ほら、ちゃんとそっち向くから……な? (主人公の方を向き直す少女) それで、これからどうするつもりなんだ? (少女の頬に両手で触れ、顔をくにくにする主人公) んっ……っふふ、あんまり頬をそんな風に……変な顔になるだろ……ん…… 私のほっぺ、そんなに気持ちいいか……んふふ……全く…… (そのまま少女の口の中に親指を入れる主人公) (口に親指入れられてる状態) んぇ……んぷ……お前っ……ん……指……んぁ……口に……入ってる……んむ…… んる、ぇる……んふ……本当にお前は……んりゅ、れる……物好き……だよな……んぷ、ん…… んむ……ぁむ、んぷ……んれぇ……ぁぐ、ぁぐ……(奥歯で甘噛み) (親指で舌を弄る) んぐ……んれ……ん……舌、グニュグニュ…… 指で……こうされるの……ドキドキするが……んれ、ぇ……じゅる…… 唾液が垂れて……んぅっ!?(余った指で耳を触ってくる) んぁっ……ぁっ……待てっ……今耳されると……んぁ……ぁっ…… ん……んっ……ぁ……んぁ……っふ……ん……っv ちょっとお前……っ……調子のりすぎ……ぁ……んぁっ…… ん……ぁ……んあぁ……ぁっ……っあ……ぁふ……んぐ…… ちょっと、ストップ……このままだとよだれで濡らしてしまう……んぁ…… (少女の口から指を抜く主人公) んっ……じゅる……(垂れてるよだれをすすり、口元を拭う少女) ん全く……口と耳両方責めるのはダメだって、いつも言ってるだろ…… (主「じゃあなんだったらいい?」) ふぅ……今は……そうだな。 キスくらいなら、してくれても構わんぞ? ちょっと眠くなってきたし、あまり激しいのは禁止だ。 ゆったり……一番愛を感じられるやつなら、いくらでも…… (そのまま少女にキスをする) ぁうっ……んむ……ちゅ……んむ……ん……ん…… (1番甘いディープなキスを・30秒程度) んちゅ、んれ……ちゅ……れる、ちゅる、んむ……ん…… ぷはっ……っふぅ……ん…… ふふふ……なんだか凄く甘い…… 口、いじられてたからだろうか……なんだか変な感じ…… それに、おかげ様で私までお腹空いてきてしまったよ。 (主「じゃあご飯いこっか」) あ、食事……今から出るのか? 別に構わないが、年末のこんな時間にあいてるとこなんてあるのか? (主「駅前のラーメン屋さんが24時間営業だし、年末年始もやってるって書いてあったよ」) そうか、それなら構わないが…… (自分のだらしない格好に気付く少女) 少し待ってくれ。よく考えたら私、全然外出できる格好してない…… それに、今ので少し体が火照ってしまって……ん~…… 少々、準備に時間かかってしまうが、是非、一緒に、な?